資産形成の方法はいくつもありますが、人には向き不向きがあります。その人の性格的な側面もありますが、一番は「どのように収益を上げたいのか」という点です。

その資産形成方法によって、「どのくらいの期間でどのくらいの収益を上げたいのか?」という自分の希望を整理し、資産形成の方法を考える必要があります。今回は、不動産投資で資産形成するのに向いていない人はどんな人かを解説していきます。

短期間で大きな利益を上げたい人は向いていない

結論からいうと、短期間で大きな利益を上げたい人は、不動産投資には向いていないでしょう。不動産投資はコンスタントに少しずつ収益を上げていく投資になるので、短期間で資産を大きく増やすことは難しいです。

よく「1年で○千万円稼ぐ!」や「○○投資で億万長者」などの投資関連の書籍がありますが、不動産投資はコツコツと利益を積み上げていく投資になるので、このような投資とは別物と思った方が良いでしょう。

不動産投資の特徴をつかもう

先ほども少し触れましたが、不動産投資で資産形成するときに、「短期間で大きな利益を上げたい」と思っている人が向いていない理由は以下の通りです。

  • 収益は家賃収入である
  • 短期間で資産が変動しない

収益は家賃収入

不動産投資の収益は不動産の売却益もありますが、基本は家賃収入になります。また、不動産はローンを組んで取得することも多いため、毎月ローン支払いがあり支出も少なくありません。

そのため、実際の所得(利益)は「家賃収入-支出(ローン支払いなど)」になるため、少しずつコツコツと積み上げていくという資産形成のスタイルになります。そのため、不動産投資は長期スパンでの投資になり、短期スパンで投資を考えている人には向いていないのです。

短期間で資産が変動しない

また、良い意味でも悪い意味でも、不動産は資産が変動しにくいです。良い意味とは、株やFXなどと違い、「1か月に資産が半分になった」などの状況は起こりにくいです。それは、資産が実物資産ですので、その価値が急落することが少ないからです。

悪い意味とは、逆にいうと「1年で資産を10倍にする」ということが出来ないということです。そのため、大きなリスクを取ってでも、自分の資産を短期間で爆発的に増やしたい方には不動産投資は向いていません。

焦らずじっくり投資する

このように、短期間で大きな利益を上げたい人は、不動産投資には向いていません。そのため、不動産投資するときには気を長く長期スパンで考えることが重要になります。
基本的には10年~20年スパンでの投資ですので、不動産投資は焦らずじっくり投資することが前提である点を理解しておきましょう。それを理解しないまま不動産投資をはじめると、大きな利益を上げるために「家賃を高く上げ過ぎる」などのデメリットも発生してしまいます。

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